那覇市民会館跡地に複合施設 28年度完成 新施設に「部分復元」 沖縄
那覇市は12日までに、市民会館を解体して新たに整備する新真和志複合施設建設事業のイメージ図を発表した。 【イメージ図】伝統的価値の高い「雨端」をイメージした複合施設 真和志支所や市立図書館など公共施設7カ所を集約する4階建ての複合施設の外観に、伝統的価値の高い市民会館の雨端(あまはじ)をイメージした構造も想定している。市民会館は本年度中に解体されるが、赤瓦やエントランスホールに設置されていたヒンプンなどは新施設に「部分復元」されるなど、文化を継承する予定。 市は4日、同建設事業の落札者を沖電開発グループに決定したとホームページで発表した。市議会9月定例会で承認を受けた後、契約を締結する予定。新施設は2028年度に完了する予定。
琉球新報社