駒大の注目ルーキー、桑田駿介は自己ベストで5位入賞「一人になっても粘れた」/陸上
陸上・関東学生対校選手権最終日(12日、東京・国立競技場など)男子2部5000メートルは青学大の鶴川正也(4年)が13分36秒41で初優勝を果たした。13分37秒45の2位は専大のダンカン・マイナ(1年)、13分40秒50の3位は日本薬大のデニス・キプルト(2年)。駒大の桑田駿介(1年)は13分49秒69で自己ベストを約6秒更新。初の大舞台で5位に入り、「前半からチャレンジすることを意識していた。3000メートル以降、先頭につけなかったのは反省点だが、一人になっても粘れた」と目を細めた。 【写真】関東インカレ男子2部5000メートルに出場した駒大の桑田駿介 岡山の強豪、倉敷高校出身。高校時代は全国高校駅伝で区間賞など活躍してきた注目ルーキーだ。1年生ながら田沢廉や太田智樹(ともにトヨタ自動車)や佐藤圭汰(3年)らのトップチームと練習をともにすることもあるといい、「身近に田沢さんや太田さん、佐藤圭汰さんがいるので先輩方を見て自分も少しでも取り入れて近づきたい」と意識も高まる。佐藤とは同部屋で「いろんなことを聞いて刺激をもらっている」という。 「箱根では往路で勝負をしたい」と1年目から箱根路も目指す。期待のルーキーが、未来のエースを目指して一段階段を上った。