フウガドールすみだファルコンズが市場新汰の恩返し弾含む6得点で名古屋オーシャンズU-18を撃破!【U-18全日本フットサル選手権|1日目結果記事】
8月1日から4日にかけて、浜松にてJFA 第11回全日本U-18 フットサル選手権大会が開催。1日には1次ラウンド6試合が行われた。
すみだがシーソーゲームに勝利
Aピッチで行われたグループC第1節、前回大会優勝の️ フウガドールすみだファルコンズと名古屋オーシャンズ U-18が対戦した。 立ち上がりから一進一退の攻防を見せるなか、11分、すみだの市場新汰がクロスに合わせ、先制ゴール。昨シーズンまで所属していた名古屋に“恩返し弾”を決め、1点リードで試合を折り返した。 第2ピリオドはすみだが立ち上がりに片岡幸村の追加点でリードを広げたが、ここから名古屋が反撃。21分と22分に、キャプテン酒井春輔と増山響が得点を重ね同点に追いつく。ここからは両者得点を奪い合い4-4となると、残り2分半で名古屋はパワープレーに踏み切る。 しかし、すみだは冷静に対応し自陣でボールを奪うと、石井想一郎と片岡が試合終了間際にパワープレー返しで2点を追加。激闘を制しすみだが6-4で初戦を制した。 試合後、市場が名古屋の観客席に向かって片手を挙げると、名古屋の応援団からは「市場」コールが起こった。
帝京長岡の9番・北村唯が初戦からハットトリック
Bピッチで行われたグループD第1節では、作陽学園高校と帝京長岡高校が対戦。ともに高校 サッカーの名門であり、本大会の常連校でもある2チームが顔を合わせた。 3大会ぶりの出場となる中国地域代表の作陽は、元 フットサル日本代表の渡邉知晃氏が新たに監督に就任。先発はGKに加納崇雅、フィールドに橋本大空、竹輪祐都、長谷川塁、近藤佳平の5名が名を連ねた。 同じく2021年以来3大会ぶりに出場する帝京長岡は、GK加納崇雅、フィールドは山﨑徠桜、北村唯、飯田和寛、中島啓太の5名で大会初戦に臨んだ。 まずは開始30秒、帝京の山﨑がハーフライン付近から狙いをすまし、この試合のファーストシュートを放つ。序盤はやや帝京ペースの時間が続き、ピヴォ当てをベースにしながら相手ゴールに迫る。 作陽も徐々に攻勢を強め、4分には右サイドの有田颯真が中に切り込んで、最初の決定機をつくる。すると7分、藤原伊吹のシュートがこぼれると、これを拾った春名陸が、GKにプレッシャーをかけながら枠内に転がし先制点をもぎ取った。 先手を取られた帝京長岡だが、焦ることなく自分たちのペースで攻撃を仕掛ける。そして9分、左サイドの山﨑のパスを受け、北村が右足を振ってネットを揺らし、1-1で第1ピリオドを終えた。 続く第2ピリオドも帝京長岡が主導権をにぎり、同点弾を決めた北村が19分にも1点を奪い、勝ち越しに成功した。さらに同分、セカンドセットのピヴォを務める横山聡がm後ろ向きでボールを収め反転。そこから横パスを受けた藤田准也がリードを広げ、23分に今度は横山が自分でゴールを奪い、一気にリードを広げた。 3点差を追う作陽は、カウンターから反撃を仕掛け、二ノ宮駕空、長谷川塁が積極的にシュートを放つ。そして24分、有田颯真がついに1点を返し、2点差に。 その後も作陽は追い上げを図り相手を押し込むも、反撃はここまで。最後は帝京長岡の北村が、ダメ押しゴールを決めハットトリックを達成。5-2で帝京長岡が逆転勝利を収めた。