「マツケンサンバⅡ」ブーム再燃の2023年、松平健に“今の心境”を直撃!
――最初のブームから20年…奇跡のような名曲だと思いますが、松平さんにとってこの曲はどんな存在ですか? 「長年歌ってきた曲で、ヒットする10年前から歌っていましたからね。とにかくお客様が喜んでくださるので、いい曲だなっていうのは身に染みておりますけど。いい曲っていうのは、年月が経っても、それを知らなかった人たちに受入れてもらえるものなんですよね。 でも最初は、まさかこうなるとは思っていなくて…。舞台でずっと歌っていくうちに、人気が出たんですよね」 ――ファン層が広がったという実感はありますか? 「コンサートに若い方がたくさんいらしてね。黄色い声っていうんですか? なんだかアイドルになったような、それくらいの盛り上がりがあって(笑)。かと思えばご年配の方もたくさんいらっしゃいましたし、お子さんまで。二世代、三世代で一緒に来て下さっているようですね」 ――みなさんがうれしそうにペンライトを振っている姿を見て、松平さんはどんな気持ちになるのでしょう。 「客席と舞台の一体感を感じて、私が逆にお客さんからパワーをいただいています。ステージを見て下さる方は、どんどん振って踊っていただければうれしいです」
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――2023年は、松平さんにとってどんな年になりましたか? 「今年は大変忙しくさせていただいて、みなさんを笑顔にできたことがうれしかったです。コロナ禍が明け、ステージでもお客さんの声出しがOKになったので、いい1年になりましたね」 ――2024年はどんな年にしたいですか? 「芸能生活50周年を迎えるので、それに関することをたくさんやらせていただきます。50周年の記念公演も、明治座を皮切りに全国の都市を回らせていただきます。明治座は初めて出たのが21歳の時かな。ずっと座長公演をやらせていただいて、もう24回目ですか。自分の本拠地というか、帰ってくるとホッとしますね。50周年記念公演は、『暴れん坊将軍』を久しぶりにやりたいなと。『暴れん坊将軍』と歌って踊るショーで構想を練っています。健康に気をつけて1年過ごしていきたいですね」