ゲーミングPCのトレンド丸わかり カフェでゲームを提案するインテル【TGS2024】
インテルブースは「最高のゲーム体験を、インテルと。」をテーマに、同社のCoreプロセッサーを搭載した各社のゲーミングパソコンを多数展示。ゲームの試遊を通じて試すことができる。最新CPUのLunar Lake(開発コード名)搭載ノートも試せる。 【関連画像】ツクモのコーナーでは、G-GEARブランドのゲーミングパソコンを展示。コンパクトながら、内部エアフローや拡張性に優れた機能的なケースを採用している インテルのPC向けのCPU(中央演算装置)は多くのPCメーカーに採用されている。ブースには、FRONTIER、ツクモ、ソフマップ、HP、dynabook、Lenovoのコーナーを用意して、それぞれ最新ゲーミングPCを試すことができる。 デスクトップ型ゲーミングパソコンは、内部が見えるシースルーのケースが人気。FRONTIERのコーナーにある『ドラゴンズドグマ 2』推奨パソコンや、ソフマップのコーナーにある「影界」(エイカイ)など、内部で光るLED付きファンやLEDラインがよく目につく。 ノート型のゲーミングパソコンは、コンパクトなので持ち運んで遊んだり、収納しやすいのがメリット。コンパクトとはいえ、HPのコーナーにある「OMEN Transcend 14」のようにGPUを搭載するモデルもある。dynabookのコーナーにある「dynabook RZ Special Edition」のように、1kgを切る薄型軽量モバイルノートでもゲームを楽しむことができる。 普通のビジネス向けノートのように見えて、実はキーボードがカラフルに光るなど、普段使いしやすいデザインのものも増えている。レノボ・ジャパンのコーナーでは、Legionブランドのゲーミングノート「Lenovo Legion Pro 7i Gen 9」などを展示。Core i9やGeForce RTX4080などを搭載するハイスペックなゲーミングノートだが、キーボードのLEDをオフにするとビジネス向けノートに見える。
カフェでゲームを楽しむ提案
テーマの「最高のゲーム体験を、インテルと。」は、ユーザーそれぞれにとっての最高のゲーム体験を見つけてもらおうというもの。ブースには室内でのゲーム環境を提案するパーソナルエリアと、カフェなどの自宅外でゲームを遊ぶことを提案するアウトドアゲーミングエリアを用意。そのほか、自作PC向けのマザーボードの展示なども用意されている。 インテルブースでは「Next IndieGame PickUP」として、クリエーターコミュニティー「ゲームクリエイターズギルド」のクリエーターによるゲームが日替わりで多数試遊できる。ゲームを遊ぶ楽しみだけでなく、ゲームを作っていくことも提案していきたい考えだ。 (文・写真/湯浅 英夫) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
湯浅 英夫