【速報】30人超の結核集団感染を確認 2018年以来の事例 患者・感染者はすでに治療中 島根県出雲市
島根県は11月8日、出雲市で30人以上が結核に集団感染したと発表しました。すでに患者や感染者は治療を受けています。島根県での集団感染事例は、2018年4月以来だということです。 【画像】30人超の結核集団感染を確認 2018年以来の事例 患者・感染者はすでに治療中 島根県出雲市 島根県によりますと、最初に結核の発病が確認されたのは、出雲市に住む40代の女性で、今年5月9日、出雲市の医療機関から出雲保健所に届け出がありました。その後、出雲保健所がこの患者と接触した人への調査などを行ったところ、同じ事業所に勤務する1人が発病していることと、発病はしていないものの34人が感染していたことが分かりました。 患者・感染者は現在、適切な治療を受けていて、命に別条はないということです。 県外にいるなど調査が終わっていない接触者が21人いて、引き続き調査が進められています。 島根県で結核の集団感染が発生したのは2018年4月以来で、県は、たんの絡むせきや微熱が2週間以上続いている場合は、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。