大阪・東淀川区のマンションの浴室から腐敗進んだ年齢不明の男女2人の遺体…「練炭と扉にテープ」自殺の可能性も
8月31日、大阪市東淀川区のマンションの部屋の浴室から、年齢の分からない成人とみられる男女2人が遺体で見つかりました。浴槽には練炭が置かれ、扉の内側にテープが貼られていたということで、警察は自殺の可能性があるとみて調べています。 警察によりますと、8月31日、大阪市東淀川区にあるマンションの管理会社から「付近の住民から『部屋から異臭がしていてハエが飛んでいる』と連絡があった。安否確認をしてほしい」と通報がありました。警察官が部屋に駆けつけたところ、浴室に年齢の分からない成人とみられる男女2人が床に座った状態で死亡しているのを発見。浴室の内側には、ビニール袋とテープで目張りがしてあり、浴槽には燃え残った練炭が入っていたということです。一方、部屋が荒らされた形跡はなく、遺書なども見つかっていないということです。 いずれの遺体も腐敗が進んでいて、年齢などは分かっていませんが、部屋の契約者である40代の男性と連絡が取れていないほか、部屋から広島県福山市に住む20代の女性の免許証が見つかったということです。警察は、現場の状況などから、この2人が自殺した可能性もあるとみて調べています。