SixTONES・松村北斗さん「社会の場では大人、でもそうじゃない場も持っていたい」【特別インタビュー】|CLASSY.
大人じゃない振舞いができる親友との場も大事にしたい
――下半期に向けての抱負はありますか? 「今年前半はドームツアーがあったりアルバムやシングルのリリースが続いて、僕自身も映画公開や新たな作品の撮影があって、結構、頑張ったかな。でも、やりきった感は持ちたくないというか疲れたくないと思います。今年後半もSixTONESとしてどう強さが出せるか、面白いと思えることができるか。サボらずにやりたいなと思ってます。個人としては、さっきも言ったけど体調を崩さないこと。崩してる場合じゃないんで、上手にやっていきたい。8月も頑張って乗り越えて、ドラマが終わったら次に向けてちょっと体力を溜める数日があればいいなあ。3連休があると嬉しいですね」 ――6月で29歳になった松村さん。今後の30代に向けて、どんな大人でありたい? 「正直、大人ではありたくないですもん。大人って制約が増えるばかりな言葉の気がする。お酒が飲めて、タバコが吸えて、いつでも好きな場所に行けて夜中に散歩していても不良って言われないけど(笑)、『大人だから』っていうのは助けになる言葉ではない。年齢を非公開にしたうちの髙地(優吾)じゃないけど(笑)、できるだけ年齢はバレたくないですよね。とはいえ見た目はすっかり大人だし、社会で生きていくには大人と子供の区分は必要だと思うけれど、大人じゃない振舞いもしますよっていう小さなコミュニティは大事にしていたいですね。たとえば親友との場であるとか。社会の場では大人として振る舞うけど、そうじゃないところもきちんと持っていたいと思いますね」 ■松村北斗(SixTONES) ’95年6月18日生まれ 静岡県出身 血液型B型●SixTONESとして、’20年1月「Imitation Rain」でCDデビュー。俳優としても活躍し、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞と話題賞を受賞。最近の主な出演作はNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」、映画『すずめの戸締まり』(声の出演)、『キリエのうた』『夜明けのすべて(主演)』『ディア・ファミリー』など。SixTONES 13thシングル「GONG/ここに帰ってきて」発売中。 「西園寺さんは家事をしない」 仕事はバリバリやるが家事は一切しない38歳独身女性の主人公・西園寺さん(松本若菜)。マイホームと創意工夫を凝らした“家事ゼロ生活”を手に入れたが、どういうわけか年下の訳ありシングルファーザー楠見俊直(松村北斗)と“偽家族”として暮らすことに。ちぐはぐな同居生活を通して「幸せって何?」「家族って何?」を考えるハートフルラブコメディ。原作/ひうらさとる「西園寺さんは家事をしない」(講談社「BE・LOVE」連載) 撮影/北岡稔章(L MANAGEMENT) ヘアメーク/松原美穂(Nestation) スタイリング/庄 将司 取材・文/駿河良美 編集/新保めぐみ 再構成/Bravoworks,Inc.