【MLB】パドレス・アライズが200安打到達で3年連続の首位打者当確に 松井裕樹は打者1人を抑える
【パドレス2-11ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間9月30日、パドレスは敵地チェイス・フィールドで2024年レギュラーシーズンの最終戦を迎え、2回表に先制したものの、2対11で大敗。93勝69敗で162試合の戦いを終えた。勝利したダイヤモンドバックスはワイルドカード獲得へ望みをつなぎ、先発のブランドン・ファートが6回途中3安打2失点(自責点1)で11勝目(10敗)、3番手のライン・ネルソンが3回1安打無失点でメジャー初セーブを記録。パドレス先発のマーティン・ペレスは4回途中8安打6失点で6敗目(5勝)を喫した。 【動画】パドレスのルイス・アライズがシーズン200安打を達成する 2回表にエリアス・ディアスのタイムリー二塁打で先制したパドレスだったが、投手陣が試合を作れなかった。4回裏に3本のタイムリーとケテル・マルテの36号2ランなどで一挙6点を奪われると、5回裏にも1失点。6回表にルイス・アライズの二塁打からチャンスを作って1点を返したが、6回裏に1点を追加され、7回裏にはエウヘニオ・スアレスに30号ソロを浴びた。8回裏にはランドール・グリチックの12号2ランでさらにリードを広げられ、二死1塁の場面で3番手として松井裕樹が登板。ジェイク・マッカーシーをレフトフライに仕留め、1/3回を無失点だった。松井は64登板、防御率3.73でメジャー1年目のレギュラーシーズンを終え、試合はパドレスが2対11で大敗した。 大谷翔平(ドジャース)との首位打者争いが注目されていたパドレスのアライズは「1番・一塁」でスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振、3回表の第2打席はセンターフライに倒れたが、6回表の先頭打者として迎えた第3打席で右中間を破る二塁打を放ち、2年連続のシーズン200安打を達成した。6回裏の守備で交代し、3打数1安打、打率.314でシーズン終了。「異なるチームで3年連続首位打者」という快挙の達成をほぼ確実にした。左手親指の靭帯断裂や右膝の痛みといった故障を抱えながらも安打を量産。打率トップの座は譲らなかった。