前日計量をパスした石井。調子もよさそうだ

　2024年3月9日（土）タイ・ラジャダムナンスタジアム『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』（RWS）に、日本からイッセイ・エクシンディコンジム（＝石井一成/ウォーワンチャイプロモーション）とカナ・エクシンディコンジム（＝押川香菜/エクシンディコンジム）が出場する。 【写真】デビュー戦から「モノが違う」と関係者を唸らせたカナ 　石井はジュニアキック出身で、アマチュアでは14冠王を達成。2017年2月にはTrue4Uフライ級タイトルを高校生で獲得。2018年12月、トーナメントを制してKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座に就いた。WPMF世界フライ級王座、IBFムエタイ世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座、WBCムエタイ世界スーパーフライ級王座も保持。K-1には2022年8月に初参戦を果たし、12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」に臨んだが決勝で黒田斗真に判定負け。 　2023年はK-1でヨーシラーとテクニカルドロー、7月と9月には『RWS』で連続KO勝利を収めたが、10月のRWSでラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者パントアに敗れた。12月のK-1 WORLD GPバンタム級タイトルマッチでも黒田との再戦に敗れた後、K-1との契約が満了したことを発表した。2024年1月には『TOP BRIGHTS』でナンペットを初回に後ろ蹴りでKOしている。戦績は44勝（25KO）15敗3分。 　カナはタイでIMSA女子ピン級王座に就くと、2022年12月の国内プロデビュー戦でKO勝ち。僅かプロ2戦目にしてミネルヴァピン級王者・撫子を破るジャイアントキリングを起こした最強現役女子高生ファイターとして注目を集め、4戦4勝（1KO）と国内で連勝街道を突き進んでいる。 　石井は第6試合（セミファイナル）でコンパヤック・ポーラクブン（タイ）と117ポンド（53，0kg）契約3分3R、カナはプレミナリ―ファイト第1試合103ポンド（46.7kg）契約2分3Rでカオカノック・ウォーチャクラウット（タイ）と対戦する。