【高校サッカー】磐田東が清水桜が丘に2―1で勝利!昨年の県総体の雪辱果たす
◆サッカー◇静岡県高校総体 ▽2回戦 磐田東2―1清水桜が丘 (磐田東高) 2回戦14試合が行われた。磐田東が清水桜が丘に2―1の逆転勝利。後半22分、FW森高栄太(3年)の決勝ゴールで伝統校対決を制した。5日に元監督の勝沢要さん(享年85)が亡くなったばかりの清水東は袋井に0-0からのPK戦の末に敗れた。 22年県総体王者・磐田東が昨年の雪辱を果たした。1―1で迎えた後半22分、ペナルティーエリア前にいた2トップの一角・森高が味方シュートからのこぼれ球を冷静に右足で流し込み決勝ゴール。1位通過で制した総体西部地区決勝(5日)に続く2戦連発に「もう最高」。大きく手を広げ、ベンチの仲間に駆け寄った。 19年県総体王者の清水桜が丘には、昨年の県総体準々決勝で対戦し1―3で敗北。7日の組み合わせ抽選終了後、山田智章監督が「リベンジマッチ」と言い続けてきた。昨年はベンチ外から試合を見守っていた森高は「先輩たちの悔しさを晴らすことができた」と笑みを浮かべた。 「落ち着いて、よく決めてくれた」と指揮官。森高がFW宇都宮海斗(3年)と組む2トップについては「スキルはなくヘボだけど面白い。連動するし、スピードもそこそこあるし、相手からも嫌な相手だと思いますよ」と引き続き成長を楽しみにした。18日は、東海大静岡翔洋と激突。県ユースAリーグ開幕から3連勝している同士での対戦だ。森高は「夏は県制覇が目標。勝てるように頑張りたい」と、気持ちを引き締め直した。(伊藤 明日香)
報知新聞社