【速報】大分県の国東市全域に警戒レベル5「緊急安全確保」発表 複数の川が氾濫
29日午後3時、大分県国東市全域に「緊急安全確保」が発表されました。 市内を流れる安岐川や竹田津川の氾濫が確認されたため出されたもので、「緊急安全確保」は、国東市全域の、13,115世帯 27,932人に発令されました。「緊急安全確保」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「レベル5」です。「緊急安全確保」が発表された地域では、すでに水害や土砂災害が発生しているか、災害の発生が差し迫っている状況です。 まだ避難していない方、危険な場所にいる方は、ただちに命を守るための最善の行動をとってください。 国東市が開設する二次避難所は、4町の17か所で、 (国見町)竹田津地区公民館、みんなんかん、熊毛地区公民館 (国東町)来浦地区活性化センター、富来地区公民館、旧大恩小学校体育館、上国崎地区公民館、旧豊崎小学校体育館、アストくにさき、旭地区公民館 (武蔵町)武蔵保健福祉センター、旧武蔵西小学校体育館 (安岐町)西武蔵地区公民館、朝来地区公民館、安岐総合支所、安岐小学校体育館、南安岐地区公民館 今から、市町村が定めた避難場所などを目指して「立ち退き避難」することは、かえって危険が増すおそれがあります。自宅や、すぐそばにある鉄筋コンクリートでできた背が高く、大きくて頑丈そうな建物の少しでも高い場所に移動してください。 近くに崖がある場合は、建物の中の、崖からできるだけ離れた場所に移動してください。「緊急安全確保」が発表された地域では、命に危険が迫っている状況です。一刻の猶予もありません。ただちに命を守るための最善の行動をとってください。 少しでも浸水しにくそうな高い場所、少しでも土砂が流れ込みにくそうな場所に、大至急、身を寄せてください。
大分放送