大分編 夏へ更なる挑戦 初出場で初勝利 /大分
<センバツ甲子園> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に初出場した大分は、甲子園初勝利を手にした。 夏の甲子園には2014年と16年に出場したが初戦で敗退している。勝利を誓って臨んだ3月27日の松山聖陵(愛媛)戦。初回に4番・中尾拓士選手(3年)が2点適時二塁打を放ち勢いに乗った。小学校からの「幼なじみバッテリー」、長尾凌我投手(同)と江川侑斗捕手(同)が息の合った投球術を見せ、要所を抑えた。 30日の2回戦・明石商(兵庫)戦では力の差を見せつけられて敗北。しかし、足立駿主将(3年)が、初回の守備で他の選手と交錯して右膝を負傷したものの3打数3安打と奮闘するなど、最後まで全力を尽くした。 足立主将は「夏は甲子園2勝以上を目指したい」。選手たちは更なる挑戦を誓って甲子園を後にした。 × × 県勢の大分、明豊が躍動した今年のセンバツ。両校の戦いぶりを振り返る。【田畠広景】 ……………………………………………………………………………………………………… ◆大分のセンバツの成績◆ 1回戦 4-1 松山聖陵(愛媛) 2回戦 4-13 明石商(兵庫)