銀行窓口での手続きは「15時ギリギリ」に行っても対応してもらえる?仕事を早く切り上げねばならず、行くのを諦めていました…
銀行窓口での手続きは重要な用事でありながら、時間的な制約があるために多くの人にとって悩ましい問題といえます。仕事やそのほかの予定によって、15時の閉店時間に間に合うかどうか焦ってしまうことがあるでしょう。 この記事では、銀行窓口での手続きに関する時間の問題について、対策や注意点をお伝えします。 ▼タンス預金していた現金を銀行に預ける場合、「税金」の支払いは発生するの?
15時間際の銀行窓口の対応
多くの銀行では、平日の9時~15時が営業時間です。これは「銀行法施行規則」によって定められています。しかし、同規則において営業時間は延長できるともされています。15時間際に窓口に到着した場合、対応してもらえるかどうかは店舗およびその時の状況によって異なるといえるでしょう。 銀行の窓口業務は15時で終了するわけではなく、受付時間が15時までとなっている場合がほとんどです。そのため、銀行は15時までに窓口に到着したお客様に対しては、基本的に対応してくれると思われます。ただし、15時ちょうどや数分前に到着した場合は、すべての手続きに対応できるとは限りません。 例えば、時間がかかる手続き(口座開設、住宅ローンの相談、大きな金額の送金など)は、事前に予約が必要な場合があります。また、窓口が混みあっている場合は、長時間待たなければならないでしょう。 窓口が15時までになっているのは、法律による規定のほかにも、銀行間の決済システムのコア稼働時間が15時30分までに設定されていること、15時以降をその日の取り引きの締めや翌日の準備など、内部業務を行う時間として確保する必要があることが理由とされています。
15時以降も窓口対応が可能な銀行もある
多くの銀行では、窓口業務を15時までの受付としていますが、サービスの観点から、一部で15時以降も窓口での対応を受け付けている銀行もあります。中にはスタッフによる窓口業務を19時まで対応している銀行もあるため、調べてみることをおすすめします。
インターネットバンキングやATMを活用する
インターネットバンキングやATMを利用することで、銀行窓口に行かずに手続きを完了できる可能性があるため、時間が限られている人は活用するといいでしょう。 とくに、インターネットバンキングは、ATMや窓口で起きる可能性がある混雑を避けられるほか、インターネット環境さえあれば出かけることなく、24時間いつでも利用できます。さらに、窓口で振り込むよりも手数料が安く済む場合が多いです。 インターネットバンキングでは、口座の残高確認や振り込み、振り替えはもとより、定期預金の作成や解約、住所変更など多くの手続きが行えるため、効率的な資産管理が可能となるでしょう。 しかし、一部の手続きはオンラインで完了できず窓口で行う必要がある点、窓口のように相談できない点、セキュリティ面でのリスクがある点、メンテナンス中は利用できない点には注意が必要です。