大沢野の山中に人骨 頭蓋骨、腕の一部 女性用衣服も
29日午前9時半ごろ、富山市寺家(大沢野)の山中で、山菜を採っていた近隣住民が人骨を見つけた。通報を受けた富山南署員が捜索し、歯を含む頭蓋骨、腕の骨の一部と確認した。署は30日以降、見つかった骨を司法解剖し、死因などを調べる。 署によると、人骨は1人分とみられ、大部分が見つかっていない。歯には治療の痕があった。半径3メートル以内に散らばっており、黒色の上着とズボンが見つかった。女性用とみられる。 現場は市南部の大沢野地区の中山間地で、国道41号から約1・5キロ離れている。付近の舟倉集落に住む男性(55)は「2、3年前に行方不明になった人がまだ見つかっていないと聞いている」と話した。同じ集落にある歓喜寺の前住職男性(85)は「こんな所で骨が見つかるとは」と驚いた。