【中日】田中幹也「皆さんは、“代打を出せ”って思ったかもしれませんけれど」 投手戦の均衡破る決勝打
◇プロ野球セ・リーグ 中日3-0DeNA(30日、バンテリンドーム) 中日は田中幹也選手の決勝タイムリーヒットが飛び出し、連敗を3で止めました。 【画像】5月の試合ではプロ初HRも放った田中幹也選手 0-0の7回、先頭の木下拓哉選手がヒットで出塁。続くロドリゲス選手が送りバントを成功させ、得点圏にランナーを進めます。 代打の大島洋平選手は凡打に倒れますが、2アウトから1番の福永裕基選手がヒットを放ち、チャンスが拡大。田中選手の打席で福永選手が盗塁を決め2、3塁となると、田中選手はセンター前にはじき返し、決勝の2点タイムリーヒットで試合の均衡を破りました。 塁上では全力のガッツポーズ。田中選手は「絶対に決めてやるぞという気持ちで打席に立ちました。木下さんが出てくれて、福永さんがつないでくれたので、なんとかここしかないと思って打てて良かったです」と語りました。 この打席まで3打席ノーヒット。重圧のかかる場面に「本当に皆さんは、『代打を出せ』って思ったかもしれませんけれど、なんとか期待に応えられて良かったです」と球場の笑いを誘います。インタビュアーからも「いや、いや」とツッコミが入ると、「僕も正直代打を出してほしかったくらいです。結構プレッシャーがかかりました」と笑みを浮かべました。