平日のクリスマスイブは3年ぶり 洋菓子店・精肉店大忙し 岩手県
岩手めんこいテレビ
12月24日夜はクリスマスイブです。平日のクリスマスイブは3年ぶりとなりましたが、岩手県盛岡市の洋菓子店や精肉店は朝から多くの人でにぎわいました。 盛岡市の洋菓子店タルトタタンでは2024年、クリスマスのホールケーキ約2200個の予約が入っていて、24日も朝6時から飾りつけなどの作業に追われていました。 この店では直径12センチの4号サイズと、15センチの5号サイズを扱っていますが、2024年はイブが平日で家で過ごす人が多いためか、2023年より5号サイズの売れ行きが好調だということです。 また店によるとイチゴが2023年より2割ほど値上がりしていることなどから、ホールケーキも100円ほど値上げせざるを得なかったということです。 予約は24日がピークで、訪れた人はそれぞれ予約したケーキを受け取ったり、ショーケースに並ぶ華やかなケーキを選んだりしていました。 買い物客 「(洋菓子店を)あちこち回って今ここにたどり着いた。ちょうどいいのがあったので(買った)」 予約客 「大きいケーキが食べたかったので。やっぱりクリスマスなのでケーキが無いとダメかなと思って」 タルトタタンでは25日まで全てのケーキをクリスマス仕様にして販売することにしています。 一方、創業64年の老舗、岩手県盛岡市の平船精肉店。 名物は開業当初から変わらないしょうゆベースの味つけで地元の人たちから愛されているローストチキンです。 回転式のロースターで1時間かけてじっくりと焼き上げられています。 毎年クリスマスには特に人気のこのチキン。 イブの24日は朝から買い求める人が次々に訪れ、それぞれに焼きたてをうれしそうな表情で受け取っていました。 来店客 「今晩食べようと思ってローストチキンを買いに来た。このローストチキンでわずかな贅沢」 平船精肉店では24日と25日の2日間で約5000本のローストチキンを販売する見込みだということです。
岩手めんこいテレビ