初優勝は宮田笙子 パリ五輪切符に前進 2位岸里奈、3位中村遥香…体操全日本女子決勝
◆体操 ▽パリ五輪代表選考会兼個人総合全日本選手権 第3日(13日・高崎アリーナ) 女子決勝が行われ、予選首位通過の宮田笙子(しょうこ、順大)が、予選との合計109・798点で初優勝を飾った。 宮田は過去22、23年のNHK杯を制し、世界選手権の代表となるも、全日本でのタイトルがなかった。 「日本代表にふさわしいと思ってもらえる演技をしたい。今年は今までより練習が積めてきた」とこれまで以上に自信を持って、今大会を迎えていた。 予選4位で、昨年世界選手権代表の岸里奈(戸田市SC)が合計107・463点で2位。予選2位で、23年世界ジュニア金メダルの15歳・中村遥香(なんばク)が合計107・131点で3位だった。 予選5位の岡村真(相好ク)が合計106・530点で4位、予選3位で昨年現役復帰した杉原愛子(TRyAS)は、合計106・496点で5位。杉原は、日本女子史上3人目の3大会連続五輪出場が懸かる。 女子の五輪代表は5人。女子の五輪代表は5人。全日本の得点を持ち越して争う5月のNHK杯(高崎アリーナ)で、上位4人とチーム貢献度で1人が決定する。
報知新聞社