会社員で「年収400万円」です。定年後は「月25万円」の年金を受け取りたいのですが、40歳からどれだけ稼ぐ必要がありますか? 副業でアルバイトする予定です
月収25万に足りない部分を補うには
平均年収400万円の会社員が40年働いてもらえる年金は、年間で171万499円です。 171万499円を月でもらえる金額にすると、約14万円となります。つまり、月25万円の収入がほしいのであれば、毎月11万円分を稼ぐ必要があります。 もし時給1100円のアルバイトで補うと仮定した場合、月100時間労働をすることとなります。月に20日働く場合でも、1日5時間の労働が必要になるということです。
まとめ
平均年収400万円の会社員が40年働いた場合、年間で受け取れる年金額はおおよそ171万円です。月に換算すると約14万円となり、月収25万円の収入を得たい場合、毎月11万円の不足が生じます。時給1100円のアルバイトをして収入を補填(ほてん)する場合、月に約100時間の労働が必要です。 定年退職してから100時間の労働を毎月するのは、負担になるケースもあるのではないでしょうか。健康であれば問題ないですが、必ずしもずっと健康でいられるとは限りません。人によって老後に必要な資金は変わるかもしれませんが、年金だけで暮らせるとは考えずに貯蓄や投資など若いうちから対策を考えるべきでしょう。 出典 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 日本年金機構 老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額 日本年金機構 は行 報酬比例部分 全国健康保険協会 令和6年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京都) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部