『ブギウギ』写真提供＝NHK

　毎週月曜日から金曜日に放送されているNHK連続テレビ小説『ブギウギ』（土曜日は1週間の振り返り）。第51話から第55話までの第11週「ワテより十も下や」を振り返る。 【写真】悪役？　坂口（黒田有）が登場 　第51話では、地方巡業を続ける「福来スズ子とその楽団」は汽車で愛知の劇場を訪れる。スズ子（趣里）は歓迎される中、楽屋に戻ると、そこへ興行主に連れられて学生・愛助（水上恒司）がやってくる。スズ子は愛助の姿に亡き弟・六郎（黒崎煌代）の姿を重ねる。 　第52話では、愛助が小夜（富田望生）から自分がなくしたお金を盗んだ犯人として詰められるが、そうではないことを感じたスズ子はお詫びとして食事に誘う。愛知からの帰りの汽車で愛助は再びスズ子たちと出会う。愛助はスズ子の歌声に改めて惹かれる。 　第53話では、スズ子が神戸公演の帰りにはな湯と梅丸少女歌劇団（USK）を久しぶりに訪れる。スズ子はUSKの仲間たち、はな湯の面々との再会に活力をもらう。スズ子が東京に帰ると愛助が下宿先までやってくる。 　第54話では、蓄音機を聴きに来ないかと愛助に誘われたスズ子は、小夜をともなって愛助の下宿を訪れる。歌手・福来スズ子の魅力をとうとうと述べる愛助を見て、スズ子は心を開いていく。そんな2人への刺客として、村山興業東京支社長の坂口（黒田有）がやってくる。 　第55話では、愛助から「恋人になってください」と言われたスズ子は、恋に思い悩んでいた。一方、マネージャーの五木（村上新悟）からは村山興業を敵に回したくないので、波風を立てず、10歳も年下の相手に本気になるべきじゃないと言われ、スズ子は思い悩み……。