えびしゃ『ツギクル芸人グランプリ2024』5代目のチャンピオンに!「ファンとしてライブを見ていた先輩に勝てて感無量です!」
えびしゃが『ツギクル芸人グランプリ2024』で優勝しました。 『ツギクル芸人グランプリ』は、漫才・ピン芸・コントなどジャンルを問わず、今後の芸能界を担うであろう“次世代のスター芸人”、すなわち「ツギクル芸人」を発掘するために、日本音楽事業者協会とフジテレビがタッグを組んで開催する、年に一度のお笑いコンテスト。 【写真】『ツギクル芸人グランプリ』5代目チャンピオン・えびしゃの写真を見る 優勝者には、昨年の2倍となる賞金200万円と、民放5局の番組への出演権(※)、各プロダクションのライブへの出演権が副賞として贈られます。 (※)『有吉の壁』(日本テレビ)、『くりぃむナンタラ』(テレビ朝日)、『ラヴィット!』(TBS)、『今日-1グランプリ』(テレビ東京)、『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ)など 予選会を勝ち抜いた15組が6月29日に決勝大会に進出。今回の決勝大会は2ステージ制となり、まず15組が3ブロックに分かれて対決して、ファイナルステージに進出する3組を決定。この3組が、チャンピオンの座をかけて激突しました。 ファイナルステージには、エバース、マルセイユ、えびしゃが進出。 得票数としてはマルセイユとえびしゃが同票でしたが、一般視聴者票を多く獲得していたえびしゃが優勝となりました。 えびしゃは、3人組のお笑いトリオ。決勝大会では、初戦Bブロックに登場し、「入れ」と「帰れ」どちらか聞き取れない絶妙な言葉を使ったコントを披露。チョコレートプラネットの長田庄平さんも「やられた!」とうなる完成度の高い笑いを届けました。 ファイナルステージでは、ファイティングゲームのキャラクター選択画面などを再現。動きはもちろん、ザコキャラと思われプレイヤーから嫌煙される様子や、ローディング画面の再現などポイントをつく表現で笑いをかっさらいました。 取材会に姿を見せたえびしゃは、優勝した感想を聞かれると「めっちゃうれしいです!」と笑顔に。中村シュンスケさんが「2年前はただのお笑いファンだったので、ライブを見に行っていたような先輩方と賞レースを戦えて、勝てたのは感無量です」と語ると、サエキさん、大根勇樹さんも大きくうなずきました。 また、賞金200万円の使い道をきかれると、大根さんが「絵を買います」と即答。中村さんは「ネタで使うセットは自分たちが持っていて(保管していて)、今日も車に詰めて運んできたので、レンタカーでお金がかかっていることに腹が立っていたんです。だから、中古の軽トラを買いたいです」と嬉々として語ります。すると、メンバーも「マジで!?」と大喜び。中村さんは「お前らも(駐車場代など)払うんやで!」とツッコミ、笑いを誘いました。 サエキさんは、「最近スムージーをつくるのにハマってまして」と、意外な告白を。続けて、「スムージーで動画をとりたいなと思っていまして、音質がめっちゃ大事なんです。なので、めっちゃいいちっちゃなマイクを買います!」と明かしました。 ちなみに、トリオのため賞金が割り切れませんが、どう分けるのかと聞かれると「僕ら、ライブなどのギャラはじゃんけんで総どり制にしているので…でも200万を総どりはさすがにいかついので、60、60、60で分けて…」と、中村さんが発言。ここで「(残り)20万の総どりは許せないわ…」「あとで話そう」と、火種を残しました。 中村さんは、フジテレビの内定を辞退した過去が。その話題になると「ギリギリまで居座ってしまってたんですけど、『やっぱり芸人になる』と決めて内定を辞退するとなったときに、『中村だったら芸人でも成功できる』と人事部の方に送り出していただいたので、ある意味で(この優勝が)恩返しというか。ここから活躍できたらいい恩返しができるかなと思っています」と、語ります。 さらに、この内定辞退が、両親とうっすら疎遠になるきっかけにもなっていたそうで、中村さんは今回の優勝を伝えたいとコメント。メンバーからも「これは伝えやすいんじゃない?」などと背中を押され、「今日も(『ツギクル芸人グランプリ』を)見てるかもしれないので、これを機に親子関係を修復しようと思います!」と明るく語りました。