【“ルフィ”強盗事件】東京・狛江市で高齢女性が死亡した強盗致死事件の実行役の男に無期懲役の判決「強い金銭的欲望で犯行に主体的、積極的に参加」 東京地裁立川支部
TBS NEWS DIG Powered by JNN
「ルフィ」などと名乗る指示役による一連の強盗事件で、強盗致死などの罪に問われた実行役の男に無期懲役の判決が言い渡されました。 加藤臣吾被告(26)は、去年1月に東京・狛江市の住宅で90歳の女性が暴行され死亡した事件など、3つの事件に関与したとして、強盗致死などの罪に問われています。 東京地裁立川支部はきょうの判決で、被害者への暴行について「拷問ともいうべき残虐なもの」と指摘したうえで、「被告人は強い金銭的欲望に基づき、犯行に主体的、積極的に参加した」「責任について、実行役のリーダーと差があってもそれ自体が重大というべきである」として、加藤被告に無期懲役の判決を言い渡しました。 これまでの裁判で加藤被告側は起訴内容を認める一方、「別の実行役がリーダーだったのは明白で、その指示に従っていた」「指示役に脅されて参加せざるを得なかった側面もある」として有期刑を求めていました。
TBSテレビ