最近免許を取得したのですが「バック駐車」って難しすぎませんか? 新車にキズが付いてしまいましたし「修理費」も考えるとデメリットが大きいでしょうか…?
バック駐車の手順とコツは?
バック駐車が難しいのは確かですが、メリットも大きいのでしっかりマスターしたいところです。自動車から見て左方向にバック駐車する場合、以下の手順で行うと良いでしょう。 ■駐車スペースに垂直になるように車を寄せる まずは駐車スペースに対して垂直になるように車を寄せていきます。車の左側が駐車スペースに近いほうが停めやすくなりますが、近すぎてもいけません。80cmくらいは空けるようにしましょう。 ■駐車スペースとは反対にハンドルを切る 駐車スペースを少し超えたくらいのタイミングで、右にハンドルを切ります。駐車スペース左端の線延長線上に運転席が到達したタイミングが、ハンドルを切り始める目安です。 駐車スペースに対して45度になったところで一旦ストップし、ハンドルを真っ直ぐに戻しましょう。ハンドル操作を焦らず、車が止まった状態で行うのも、上手にバック駐車するコツの1つです。 ■サイドミラーを見ながらバックする 左のサイドミラーを見ながら真っ直ぐバックします。左後輪が白線を通過したのを確認したらハンドルを左に切りましょう。 なお右前方が広がり障害物にぶつかる可能性があるため、右のサイドミラーや右前方を適宜確認しながらバックするのが大切です。 ■車が平行になったらハンドルを真っ直ぐにしてバックする 車が平行になったら、ハンドルを真っ直ぐにして駐車位置まで後退します。ここで左右どちらかにより過ぎたり、車が平行にならなかったりしたときは、一度前進して修正しましょう。 AT車の場合は右足をブレーキペダル上に置いておき、クリープでゆっくりバックすると、ぶつかりそうになったときにすぐに止まれて安心です。
擦ってしまったときの修理費用は?
車を擦ってしまったとき、修理に必要な費用はどれくらいでしょうか。 擦った場所や傷の大きさによって違ってくるため一概には言えません。例えば手のひらサイズのこすり傷をバンパーにつけてしまった場合の修理費用は1万円~4万円程度です。もちろん傷が大きい場合やバンパーの交換が必要な場合は、より高額な費用を覚悟しなければなりません。 ディーラー、板金業者、カー用品店のどこで修理をするかによって修理費用は異なります。とにかく安心感重視なら少し高くてもディーラーを、安く済ませたいなら板金業者やカー用品店を選ぶと良いでしょう。修理業者を1つに限定せず、相見積もりを取って考えるのも大切です。 ただし価格だけで選ぶのは避けたいところ。修理内容をしっかり確認し、信頼できる業者に依頼しましょう。 出典 警察庁 交通の方法に関する教則 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部