今季からパルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶(C)Getty images

【欧州・海外サッカー ニュース】今夏、シント＝トロイデンからパルマへ移籍して評価を高めている日本代表GK鈴木彩艶は、イタリアで注目を浴びている。 【動画】鈴木彩艶が3度のスーパーセーブでラツィオ撃破に貢献

ベルギーでの1年間のプレーを経て、今夏にセリエA昇格組のパルマへと加入したGK鈴木彩艶。22歳GKは、若手を主体とするファビオ・ペッキア指揮下でレギュラーの座を勝ち取り、インテルやラツィオなどビッグクラブを相手に好セーブを見せるなど活躍を続けている。 ドイツの移籍市場情報サイト『Transfermarkt』によれば、シント＝トロイデンに所属していた今年6月に250万ユーロ（約4.1億円）だった評価額は、今月18日時点で900万ユーロ（約15億円）へと3.6倍に急上昇。若き日本代表守護神は、セリエAのGK評価額ランキングで8位にランクインを果たした。 同サイトのイタリア版は、公式Instagram上で「最も価値あるGK」のランキングを紹介。ミランのフランス代表GKマイク・メニャンが「やや評価を落としたが、背番号1番の中の1位のままだ」と伝えたほか、アタランタのGKマルコ・カルネセッキがユヴェントスのGKミケーレ・ディ・グレゴーリオを追い越して2位に浮上したことと併せて、「スズキがベスト10に」と日本代表GKの躍進にも触れた。 そんなGK事情について、大手メディアの『Sky Sport』も注目。「カルネセッキがディ・グレゴーリオを抜いてジャンプアップ。スズキがベスト10入りした」と伝えた。なお、同メディアは、守護神ではないGKがランキング入りしたインテルにも言及。「インテルはランキングにGKが1人いるが、（ヤン）ゾマーではない」とし、控えGKのジョゼップ・マルティネスが評価額1200万ユーロ（約20億円）で6位となり、守護神を上回る評価額であることを伝えた。 なお、4位にはローマのミレ・スヴィラルとラツィオのイヴァン・プロヴェデル、6位にはマルティネスのほか、ナポリのアレックス・メレットがランクインするなど、上位には強豪チームのGKが名を連ねており、昇格組パルマのGK鈴木は大躍進となった。 試合情報 ローマ vs パルマ 試合時間：2024年12月22日（日）日本時間20:30 会場：スタディオ・オリンピコ