豪中銀の政策金利「景気抑制的」、どの程度かは議論の余地－ケント氏
（ブルームバーグ）： オーストラリア準備銀行（中央銀行）のケント総裁補佐は26日、需要をどの程度落ち着かせたかについてなお議論の余地はあるが、中銀の政策金利設定は景気抑制的との認識を示した。
ケント総裁補佐はメルボルンでの講演で、「金融状況は家計にとって特に抑制的だが、比較的規模の大きな企業にとってはそれほどではない。金融政策が景気抑制的である度合いははっきりしない」と語った。
ケント氏は、需要を刺激も抑制もしない豪中銀のモデル平均中立金利が3.5％前後であることを示すチャートを講演で提示した。
原題：Australia’s Monetary Conditions Are Restrictive, RBA’s Kent Says（抜粋）
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Swati Pandey
