【コスパ満点】初めてのオフショアロッドにオススメ「アウトレイジ」と「アウトレイジBR」
釣りビジョンの番組『F JUNCTION(エフ ジャンクション)』では、釣り関連ニュースや釣り具情報、船宿情報など、〝釣り〟に関するあらゆるHOTな情報をお届けしている。今回は、メーカーの注目製品を紹介するコーナー【GEAR JUNCTION(ギア ジャンクション)】と連動して、DAIWAの名作ロッドシリーズ「アウトレイジ」「アウトレイジBR」をご紹介。番組と併せてチェックしていただきたい! 【動画】「アウトレイジ」&「アウトレイジBR」について詳細を動画でチェック!
オフショアロッドの基本を詰め込んだ「アウトレイジ」
ダイワのオフショアロッドの最上位機種に君臨する「ソルティガ」。その設計思想を継承しつつ、コストパフォーマンスモデルとしてリリースされたのが「アウトレイジ」だ。2022年に登場した同シリーズは、「キャスティングモデル」「ライトキャスティングモデル」「ジギングモデル」などから成り、豊富なラインナップでオフショアの釣りを網羅。竿のネジレを防ぐ「X45」や、強度と軽量化を可能とする「HVF nanoplus」、ワンピースロッドのような美しい曲がりを実現する「V-JOINT」など、ダイワの最新テクノジーもふんだんに盛り込まれている。 テスターの末永智也氏によれば、「現行のアウトレイジシリーズを一言で表すなら、〝最強のオールラウンドロッド〟。ソルティガのブランク設計技術を大幅に反映させているので、上位機種と比べても遜色ない、最高の仕上がりになっています」とのこと。オフショアの武骨でハードなイメージを連想させる〝激しい怒り(アウトレイジ)〟というネーミングにマッチした、配色、ブランクデザインにも注目いただきたい。 また、派生モデルとしてライトジギングに対応した「アウトレイジLJ」、スーパーライトジギングに対応した「アウトレイジSLJ」がすでにラインナップしているが、スロージギングに対応した「アウトレイジSJ」の発売も控えている。ますます広がるラインナップに注目だ。
ハイコスパなアウトレイジの弟分「アウトレイジBR」
「アウトレイジBR」シリーズは、いわば「アウトレイジ」の弟分。さらなる〝コストパフォーマンスモデル〟となり、メーカー希望小売価格が4万円台の「アウトレイジ」に対して、「アウトレイジBR」は2万円台後半とかなりお求めやすい価格帯となっている。つまりは、オフショアエントリーユーザー向けという位置づけ。〝低価格帯〟というところだけを切り取ると「性能は劣るのか?」という疑問が湧いてくるが、必ずしもそうではないようだ。シリーズの開発に携わったダイワの西村豪太さんに話を聞いてみた。 西村「どこが違うの?とよく聞かれますが、まずはガイドリングの材質。アウトレイジがSiCリングを採用しているのに対して、アウトレイジBRはアルコナイトリングを採用。硬度・素材強度、放熱性、比重など総合的にSiCに軍配は上がりますが、実際に感じる使用感としては〝ラインの滑りが違う〟くらい。アルコナイトリングの方が比重も高いのですが、実釣には十分な性能を持っている」 さらに、カーボンの材質と含まれる樹脂も異なるものがそれぞれ採用されているという。価格帯からも容易に推測できるだろうが、当然ながらアウトレイジの方が良い材質のものが採用されている。 西村「材質が変われば操作性や感度、軽さなどが変わってきますが、基本的にベースとなる〝強度基準〟は変わりません。上位機種であっても、エントリーモデルであっても〝これだけ強度がないとダメ〟というところはすべてクリアしている。安心して同じサイズの魚を狙えます」 ワンランク上の「アウトレイジ」に迫る性能を詰め込みつつ、コストパフォーマンスが魅力のオフショアロッド「アウトレイジBR」。ジギングモデル、キャスティングモデル、ライトキャスティングモデルと幅広いオフショアの釣りを網羅しているので、これからオフショアの釣りへの挑戦を考えているアングラーはぜひチェックしていただきたい!