大泉洋、撮影中に膝を7針縫う怪我 そのシーンカットにぼやき「使ってねぇじゃねぇか」
俳優の大泉洋が18日、都内で行われた映画『室町無頼』ジャパンプレミアに、共演の長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠監督と共に出席。撮影中に膝を7針縫う怪我をしていたことを明かした。 【写真】大泉洋と笑顔を見せるなにわ男子・長尾謙杜 本作は、武士階級として初めて一揆を起こした実在の人物・蓮田兵衛の知られざる史実に基づいた物語を描くアクション時代劇。 主人公・蓮田兵衛を演じた大泉は、完成した作品を見た感想を「一揆のシーンの迫力がすごくて。本当に画面からうわ~!って。そのまま一揆に飲まれていくような感覚で。終わった後、疲れましたね(笑)」と告白。「それくらい手に汗握って見ました」と語った。 作品の内容にちなみ、“燃やしてでも帳消しにしたい2024年のエピソード”を発表する場面で、大泉は「実はこの映画で怪我をしまして。立ち回りで膝を7針(縫った)。去年の年末」と切り出し「実は去年の紅白の歌唱は膝が痛かったんです。あんまり動けない状態」と告白。入江監督からは「すごい迫力のすごいシーンが撮れたのでありがとうございます」という言葉をかけられたというが、初号を見るとそのシーンはまさかのカットになっていたそう。大泉は「使ってねぇじゃねえか! 使ってないんだったら帳消しにしてほしい」と話し、会場の笑いを誘った。 入江監督は「現場中わからなかったんですよね。大泉さんも普通に帰られて」と回顧。大泉は「傷だらけのシーンだからわからなかったんです。『大泉さん、膝から血出てますよ』って言われて、『メイクでしょ?』って言ってぱっと見たら『メイクじゃないね、これ!』って。松阪牛みたいなきれいな肉見えてるんですよ」と振り返った。 その後は病院に行ったが、そこで大泉は痛くて声が出てしまったという。大泉は「破傷風になっちゃいけないって言って、すごい上から消毒液をダバダバダバ!って。7針切れてるところに。『うわー!!』って」とエピソードを明かしていた。 映画『室町無頼』は、2025年1月17日より公開。