東国原英夫氏 松本人志の訴訟取り下げは「正しい判断」…長期化のデメリットや賠償金の〝実情〟解説
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が9日、自身のYouTubeチャンネルを更新。松本人志の復帰について触れた。 松本は、今月8日に文藝春秋社らに損害賠償などを求めた訴訟を取り下げた。さらに所属の吉本興業は「活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」と復帰させる意向を示している。 東国原氏は、松本が訴えを取り下げたことについて「選択肢の中にあったでしょう」とした上で「(文春の一報から)約1年たちまして、社会的な制裁も松本氏は受けてます。裁判って本当にエネルギーが必要で、そしてもう時間がかかるので、松本氏ももう60歳を過ぎていて、あと何年やれるかわからない中で数年を裁判に費やすっていうのは、これもう人生の無駄だということで1歩引こうと(考えたのでは)」と訴えを取り下げた心境を推察した。 また「仮に名誉毀損で文春側が負けたとしても、損害賠償額は200~300万円ですね。そして真実相当性が認められたとしても、2、3年後のことですから、社会がどこまでそれを重要視するか…」と時間をかけても大きなリターンがない実情を指摘すると「〝名を捨てて実を取る〟ということで、体裁とか名誉等々を捨てて、つまり、お笑いの現場に復帰する、仕事を始める。そっちの方が残りの人生を考えた時に有用かなという判断をされたんでしょうね。これは正しい判断じゃないかなと思います」と、このタイミングで裁判を終結させた判断に理解を示した。 松本はこの訴訟で、約5億5000万円の損害賠償を訴えていた。
東スポWEB