「現役続行」から翌日に「引退」発表のドタバタ劇、和田毅が募らせた“本人不在リーク”への不信感
甲斐野投手を“身代わり”にしてしまった
このドタバタ劇も“リーク”が発端と思われるが、当の和田投手は、自分が“プロテクトから外されていた”こと、“本人不在”で話が進められていたこと、甲斐野投手が“身代わり”になってしまったかもしれないことを報道によって知る。 「“不信感”を球団に募らせたとしてもおかしくはなく、今回も自身はまだ迷っていたにもかかわらず、またもや去就に関する“リーク”がなされたことで引退を決めたのかもしれません。 球団とスポーツマスコミは切っても切れない関係。マスコミを使って情報戦を展開する場合もありますし、また首脳陣や職員がリップサービスのつもりで情報を流す場合もある。しかし、その“リーク”が選手ひとりの人生をも左右する分岐点になりかねない……、そんなことは各社が百も承知でしょうが」 引退“確定”を機に続々と惜しむ声や労う声を伝えている各紙だが、もしかしたら和田投手が不信感を募らせているのはマスコミかもしれない。