作新学院監督「打たれたというより四死球がきっかけ」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第10日の29日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、作新学院(栃木)は山梨学院に3―12で敗れた。作新学院の小針崇宏監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【山梨学院vs作新学院を写真で】 ◇川又はフォームを崩した 前半の失点が大きかった。打たれたというよりも四死球をきっかけに点数を与えてしまった。(先発の川又は)三回までは行こうと思っていた。復調の様子があったので、もう少しやってくれると思っていた。山梨学院は走塁を含めて一つ一つのプレーの精度が高かった。 川又は制球が課題だが、二回を終えて1失点なので、その調子で乗っていってほしかった。(三回1死二、三塁のピンチで相手がヒットエンドラン)最少失点で済めばと見ていたが、(その後の押し出し四球などの)大量失点が響いた。早く3アウトチェンジになりたいと、フォームのバランスを崩して安定していなかった。動揺があったのかもしれない。気持ちのムラが投球に表れた。メンタルのコントロールも課題。