タクシー強盗 起訴内容認める 「所持金もパチンコなどで…」 広島地裁
タクシー強盗の初公判が開かれました。 西区の無職の被告の男(41)は6月、東区の路上でタクシー運転手の首元にはさみを突きつけて現金1万2千円を奪い取り、乗車料金を支払わなかった強盗などの罪に問われています。 広島地裁で開かれた初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察側は被告の男が「今年2月、失業保険の受給が始まったことで生活保護を打ち切られ、所持金もパチンコなどで使い果たし、就労もうまくいかず最終的にタクシー強盗に至った」と指摘しました。 被告の男は強盗事件の後、盗んだ自転車でバッグを奪い取った罪にも問われていて、26日に行われる次回の裁判で審理される予定です。