石破首相が豪語「最近スーパーに行った?」の質問に「前はしょっちゅう…」野菜の価格高騰も把握
石破茂首相は5日の衆院予算委員会の中で、最近スーパーマーケットに買い物に行ったかと問われ、首相就任前はよく足を運んでいたと明かした。 れいわ新選組の櫛渕万里議員の質問に答えた。 昨今の物価高に伴い「キャベツは1個は400円」「白菜やネギは1・5倍」と、野菜をはじめ食料品全般の価格高騰が深刻になっている実態に触れた櫛渕氏から「最近、スーパーには行かれましたか」と問われた石破氏は、「総理大臣になる前はしょっちゅう行っていた」と応じた。 「議員宿舎の近くの『なんとか吉』とか、『なんとか正』とか、そういうところで(私を)目撃された方もおられたかと思います。今行くと周り中が大騒ぎになるので行けませんが」と、店名にも触れながらスーパーにはよく足を運んでいたことを口にした。 その上で「(今は足は運んでいないが)家人が『本当に高いよ』ということを言っているのは、しょっちゅう聞いている。特に野菜が高い、白菜やレタスとかめちゃくちゃ高いということは、よく認識しているところでございます」と述べ、野菜の価格高騰の現状は把握していると豪語してみせた。 過去には、当時100円台後半のものが多かったカップ麺の値段を問われて「400円くらい?」と答えた総理大臣もいたが、石破首相は「消費者の方々、国民のみなさまと実感を共有していないと、行政というものは成り立ちません」と強調した。