【バレー】JVA 業務執行理事、ハイパフォーマンス本部本部長の矢島久德氏が退任し、東レアローズに帰任。2016年から5年間男子強化委員長、2021年からハイパフォーマンス本部長
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は2日、同協会の業務執行理事、ハイパフォーマンス本部本部長、ハイパフォーマンスサポート委員会副委員長、マーケティング本部公認・推薦認定委員会委員を兼任していた矢島久德氏が8月31日付けで各役職を退任。東レアローズ株式会社に帰任したことを発表した。矢島氏は2016年12月から男子強化委員長を務め、その後、2021年10月にハイパフォーマンス本部本部長に就任。昨年6月に理事に就任した。 なお、ハイパフォーマンス本部本部長については9月13日(金)に行われる臨時理事会で後任が選出される予定という。 JVAの川合俊一会長はパリ五輪後、「新監督については現在、監督候補者選考委員会によって議論されている。9月、遅くとも10月には監督候補者を理事会の場で審議できる準備を進めている」とコメントしており、その発表を前にしての今回の矢島氏の退任となった。 ●矢島久德(やじまひさのり) 1967年6月17日、千葉県市川市生まれ。八千代高→筑波大を経て、東レアローズに入団。2003年、同チームの監督に就任。就任2年目の2004/5シーズンに初優勝。同シーズンの黒鷲旗でも優勝し、2冠を達成した。その後、監督最後のシーズンとなった2008/9シーズンも天皇杯とリーグの2冠を達成する。 2016年10月よりJVAの男子強化委員長を5年間務めた後、2021年10月よりハイパフォーマンス本部本部長就任。2023年6月に業務執行理事に就任した。