「最寄りのユートピア」に出演する（左から）北果那、神尾楓珠、山村隆太（カメラ・中西珠友）

　４人組ロックバンド「ｆｌｕｍｐｏｏｌ」の山村隆太が２２日、東京・江東区のフジテレビ湾岸スタジオで同局系ドラマ「最寄りのユートピア」（２５日、後１０時）の制作発表会見に出席した。 　ライブ会場の警備員をしながら、山村隆太（山村隆太）に憧れ、ミュージシャンとして成功することを夢見て路上ライブをする工藤隆司（神尾楓珠）。結果が出ずに、才能への自信をなくしていた時、同じような悩みを抱える大手雑貨メーカーに勤める木崎夕莉（北果那）と出会い、次第に心を通わせていき、進むべき道筋を見出していく、というストーリー。 　同局でのドラマ出演は、１７年の「突然ですが、明日結婚します」以来。同作と同じ監督とのタッグに「ご縁を感じた」と出演を喜んだ。ｆｌｕｍｐｏｏｌとして今年で１５周年の節目の年で、「憧れられる存在になれたらと思っていた。１つのご褒美かな」と笑みを浮かべた。 　今作では本人役で出演し、「リアルが役を通して伝われば」と山村。「来年アルバム出すのに今作り中で、悩んでる」と作品と重なる部分が多かったことも明かした。 　ドラマのタイトル「最寄りのユートピア」にちなみ“ちょっとした幸せ”について問われると「メダカ観賞」と回答。「友達から３匹もらった。全部メスだから、オスを３匹買いに行った」と自らの判断で購入。しかし「見分け間違えて、オス６匹になっちゃった。めだかの学校が男子校になった」と自虐。「自分で判断しちゃダメだったね」と反省し、「次はメス６匹買ってくる」と笑った。