古川雄大 ミュージカル『モーツァルト!』が開幕!「これまでで一番失敗し、恥ずかしい思いをしてきた」渾身のヴォルフガングで魅せる
古川雄大さんが約3年ぶりとなるヴォルフガング役への意気込みを語りました。 ミュージカル『モーツァルト!』が8月19日に東京・帝国劇場で開幕するにあたり、18日に同劇場にて公開稽古が行われました。 【写真20枚】堂々の熱演をみせるヴォルフガング・モーツァルト役の古川雄大 「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」というテーマをベースに、その高い音楽性を重層的な作劇で描き、“人間モーツァルト”35年の生涯に迫る本作品。 2002年の日本初演以来、ミュージカルファンを魅了してきた作品が約3年ぶりに上演されることになり、さらに、建て替えのため閉館が決まっている帝国劇場にて最後の公演とあって、よりいっそうの注目を集めています。 タイトルロールであるヴォルフガング・モーツァルト役を演じるのは、2018年より同役を務める古川さん。舞台のみならず映像作品にも次々と出演し、本年で同役3シーズン目となります。
3シーズン目の古川雄大と初登板の京本大我がヴォルフガング役に!
そして、今回が初登場となるもう1人のヴォルフガング・モーツァルトはSixTONESの京本大我さん。 グループ活動だけでなく、俳優としてテレビドラマや映画での活躍を続けながら、『エリザベート』などで着実に舞台でのキャリアを積み、本作品で満を持して帝劇初主演となります。 18日に行われた最終公開稽古には古川さんのほか、真彩希帆さん、大塚千弘さん、涼風真世さん、山口祐一郎さん、市村正親さんが登場しました。 ヴォルフガングを約3年ぶりに演じる古川さん。 「フレッシュにいながら、彼の成長をいかに体現できるかを大切にしたい」とコメント(次ページに記載)しているように、前半は「音楽が好きでたまらない、次々とわき上がる旋律を放出したい」というヴォルフガングをエネルギッシュに熱演。 恵まれた体躯を活かし、段差のある舞台セットを軽々と移動する姿は10代の少年のように瑞々しく、さらに、瞳には燃えたぎるような情熱を宿らせ、天才・モーツァルトを巧みに演じました。 そして、後半では父・レオポルト(市村正親)との対立や、コンスタンツェ(真彩希帆)とのこじれた夫婦関係、さらに、音楽家としての苦悩を繊細に表現。帝劇の広いステージを“古川雄大カラー”で染めました。 そのほか、山口さんや市村さんなどベテラン勢の確かな演技が重厚感をプラスし、より見ごたえのある作品となっています。 このたび、主演の古川さんから開幕を目前に控えたコメントが届きました。