巨人山瀬、かほく市で被災 「元気になるプレーを」
石川県かほく市出身で巨人の山瀬慎之助捕手が13日、大分市の自主練習後に取材に応じ、帰省中に能登半島地震で被災した経験を話し「石川県の人たちが元気になるプレーをしたい」と思いをはせた。 実家で過ごしている時に大きな揺れに襲われた。一時は家の外へ逃れたが、親族は無事だった。石川・星稜高時代の野球部の友人は珠洲市の家が崩壊し、山に避難していたそうで「すごく心配。現場にいたからこそ普通じゃないと思えた」。山瀬が3日に東京へ戻る際も実家は断水が続いており、金沢市の銭湯でシャワーを浴びたといい「これから何か力になっていきたい」と話した。