<未来少年コナン>加藤清史郎がコナンに モンスリーは門脇麦 椎名桔平がおじい&ラオ博士の一人二役 舞台版キャスト発表
宮崎駿監督の名作アニメ「未来少年コナン」の舞台「舞台『未来少年コナン』」のキャストが発表され、俳優の加藤清史郎さんが主人公の少年・コナンを演じることが分かった。成河(そんは)さんがコナンの相棒となるジムシー、門脇麦さんがインダストリアの有能な行政局員・モンスリー、宮尾俊太郎さんが船長ダイス、今井朋彦さんが独裁者レプカを演じる。椎名桔平さんがコナンの育ての親・おじいと、ラナの祖父・ラオ博士を一人二役で演じることも発表された。 【写真特集】舞台「未来少年コナン」キャスト解禁! コナン、ジムシー 写真も
コナン役の加藤さんは「まず、このすてきな出会いに感謝です。僕は『未来少年コナン』が本当に大好きになりました。すてきな方々によって手がけられたこの大好きな作品をこんなにもすてきな方々と一緒に舞台化させていただけること、心よりうれしく思うと同時に、とっっっても緊張しています(笑い)。ですが! 本当の太陽に育まれた少年コナン、本当の意味であのタンクトップと短パンが似合うように、そして、今の時代を生きる皆様にこそ見ていただきたい、そう胸を大きく張って言うことができる『未来少年コナン』を作り、お届けするために精いっぱい精進いたします。最後に、本っ当に楽しみです!」と意気込みを語っている。
舞台版は、イスラエル出身のインバル・ピントさんが演出・振付・美術、フランス国立民衆劇場の専属パフォーマーとして活動するダビッド・マンブッフさんが演出を手掛ける。東京芸術劇場 プレイハウス(東京都豊島区)で5月28日~6月16日に上演される。ツアー公演も予定している。
「未来少年コナン」は、アレグサンダー・ケイさんの「残された人びと」が原作で、1978年4~10月にNHK総合で放送された。最終戦争によって人類が絶滅の危機になった世界を舞台に、のこされ島に住む少年・コナンが、少女・ラナを助けるために冒険する姿が描かれた。2020年にデジタルリマスター版がNHK総合で放送されたことも話題になった。