実は日本って凄かった……海外で子育中の母親が気づいた、世界に誇れる3つの魅力
日本に住んでいたら当たり前すぎて気付かない日本のいいところが、実はたくさんある。オランダへ移住してみてそう思うことがあります。 【漫画で読む】日本人は清潔過ぎる!?子どもが留学生との交流で得た「日本の常識は非常識かも」という視点 私はオランダへ教育移住して3年になりますが、オランダでの生活を心から楽しんでいる一方で『ここは日本のほうが好きだな』と思うことも。 この記事ではそんな、海外で暮らしたからこそわかる日本のいいところ3つをお伝えしたいと思います。
食の豊かさ
2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは記憶に新しいですが、海外へ来てみてあらためて日本の食の豊かさを感じています。 私の住むオランダも、農業や酪農が盛んで決して食材に乏しいわけではないのですが、調理方法などは日本とくらべてとてもシンプルです。 国土もせまいため、国内の食文化の差もそこまで大きくはありません。 日本列島は北海道から沖縄まで約3,000キロメートルに渡って海に囲まれているため、多様な魚介類や海藻が豊富に生息しており、季節に応じて様々な野菜や果物も育ちます。 海、山、川があり、それぞれの場所に豊富な旬の食材がある日本のこの恵まれた環境を、日本にいた頃はそんなに恵まれていると意識したことはありませんでした。 しかし山や川のないオランダへ来て、日本特有の自然がもたらす食材、そしてそれとともに発展した食文化の豊かさを感じています。
自然が豊かで四季がある
オランダへ教育移住してから、オランダをはじめとして世界各地に海外移住された方々とお話しする機会が増えました。 その際みなさん口をそろえておっしゃるのが、「四季のある日本の自然は素晴らしい」ということです。 オランダにも四季はあるのですが、とても緩やか。季節の変化があまりない国へ移住された方々はみなさん日本の四季が恋しいとおっしゃいます。 春、夏、秋、冬、と季節の移り変わりがあることで、その季節ならではの行事や遊びを体験できたり旬の食べ物を食べたりできることは、実体験を通して学んでいく子どもたちにとってとても大きな学びであり、豊かな自然にかこまれ四季がある日本の環境はとても恵まれたものであると感じています。