【中日】涌井秀章が7回2失点も今季9度目の完封負け 立浪監督「チャンスで積極的にいかないと」
◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―2楽天(7日・バンテリンドーム) 中日は、打線が楽天の先発・早川に苦戦し、今季9度目の完封負け。連勝を逃した。 先発した涌井秀章投手は、移籍後初対戦となった古巣・楽天に7回5安打2失点と力投するも、4敗目を喫した。初回、先頭の小郷に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、なおも1死三塁で、遊ゴロの間に失点。先制点を与えた。2回にも、2連打でさらに1点を失い、「先制されて、チームに重い雰囲気を与えてしまった」と立ち上がりを悔やんだ。 ベテラン右腕を援護したい打線は、先発・早川から7回までに6安打を放つも無得点と、もどかしい攻撃が続いた。初回と7回以外は毎回走者を出して好機を演出するも、9残塁。立浪監督は「チャンスで、1本がでなかった。ピッチャーも2点ぐらいは取られるし、打線がなんとか追いこせるチャンスもあったので、そこに尽きる。もう少し、チャンスで積極的にいかないといけない」と苦言を呈した。
報知新聞社