ブラックフライデーで買い物をした人はAmazonが43.5%、楽天市場が29.7% 高額購入者は楽天市場の方が多い傾向に
ナイルは、「Appliv TOPICS」にて、20~69歳の男女1,880人を対象に、ブラックフライデーに関する調査を実施し、その結果を公表した。
■ブラックフライデーの開催認知度 Amazonが86.9%、楽天市場が76.5%
2023年11月24日~12月1日にAmazonで、2023年11月21日~11月27日に楽天市場で「ブラックフライデー」を冠したセールが実施されていたことを知っているかを聞いた。
Amazonでは「知っていて買い物をした」が43.5%、「知っていたが買い物をしなかった」が43.4%で、開催の認知度は合計86.9%だった。
楽天では「知っていて買い物をした」が29.7%、「知っていたが買い物をしなかった」が46.8%で、開催の認知度は合計76.5%と、ブラックフライデーで買い物をした人は、Amazonの方が13.8ポイント多い結果になった。
■人気商品は「日用品」「食料品」「パソコン」「家電」。楽天市場は「衣類」「インテリア」も人気
次に、Amazonのブラックフライデーで買い物をした783人、楽天市場のブラックフライデーで買い物をした521人に、購入した商品ジャンルを聞いた。
Amazonと楽天市場の上位4つは、「日用品」「食料品」「パソコン・周辺機器」「家電」で共通していたが、Amazonでは特に「日用品」「パソコン・周辺機器」「家電」が楽天市場よりも人気が高いことが分かった。
一方で、楽天市場は「食料品」「衣類」「家具・インテリア」が特にAmazonよりも売れている傾向にあった。
■購入金額は1万円前後に集中。高額使用者は楽天市場の方が多い傾向
Amazonのブラックフライデーで買い物をした787人、楽天市場のブラックフライデーで買い物をした524人に、使用した金額を聞いた。
その結果、Amazonと楽天市場、どちらも「5,000~9,999円」「10,000~19,999円」と1万円前後の金額帯が多かった。また、3,000円未満ではAmazonが楽天市場より多い一方で、40,000円以上の金額帯では楽天市場がAmazonを上回る傾向に。
楽天市場のブラックフライデーでは、買い物をしたショップ数に応じてポイント還元率が上がる「ショップ買いまわり」を実施していたため、使用金額の多い人が増えたのではないかと同社は考察している。
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