藤原紀香、グラビアの仕事をしていたデビュー当時を回顧「水着になると両親に『もう娘じゃない』といわれた」
女優、藤原紀香（５２）が１１日、東京都内で行われた主演舞台「カルメン故郷に帰る」（８月１７～２５日、東京・新橋演舞場）の製作発表に演出を担う錦織一清（５９）と出席した。 １９５１年に高峰秀子さんが主演し、国内初のカラー作品として公開された同名映画を初めて舞台化。東京でストリッパーとして働くリリィ・カルメンが故郷に帰省するドタバタ喜劇で、関西弁のせりふなど舞台版ならではの要素も盛り込む。 紀香は、この日のために作ったという真っ赤なドレス姿で「カルメンはとてもかわいくて、強くて、すてきで大好き」とにっこり。劇中ではストリッパーとして偏見や差別と向き合うことになるが、「私が仕事を始めた三十数年前は水着になると両親に怒られて『もう娘じゃない』といわれたけど、どんな仕事にも前向きだったのは似ているかな」と思いをはせた。 錦織は２０２２年の舞台「毒薬と老嬢」以来、演出と主演で紀香と２度目のタッグ。「紀香さんの代表作になる作品にしたい」と力を込めた。９月５～１７日に大阪松竹座でも上演される。
