「グローブありがとう!」『大谷グローブ』届いた熊本の小学校では児童がキャッチボール『世界一』へ応援メッセージ
連日、盛り上がりを見せるメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ。そのドジャースに所属し、『世界一』に王手をかけている大谷翔平選手が、全国の小学校に贈ったグローブについて、いま『大谷グローブ』はどうなっているのか、2024年1月に届いた熊本・玉東町の小学校で取材した。 【画像】大谷翔平選手へメッセージを贈る児童たち
児童で話し合い積極堰に使うことに
1月9日、玉東町の木葉小学校にも大谷翔平選手から贈られたグローブが3つ届き、全校児童約200人にお披露目。代表の児童たちがキャッチボールでその使い心地を確かめました。 吉野新吾校長にグローブの活用法を聞くと、「子供たちの主体性を育てるためにも、児童会でしっかり協議して、どう有効に活用できるかを判断させたい」と話した。 あれから5カ月余り、再び小学校を訪ねると、児童たちが「全校児童が野球のことを知ったり、グローブを使ったりするには、どうしたらよいか考えて、大谷選手の気持ちに応えたいと思う」と話し合う様子が。 児童の自主性を育てたいという吉野校長の考えから、代表の児童が集まり、大谷グローブをどう活用するか意見を出し合っていた。 低学年から高学年まで楽しむにはどうしたらよいのか?また、提案したことを実現するにはどのような方法があるのか?グローブを展示するだけ、触ってみておしまい…などとならないように、木葉小では教材の一つとして積極的に使うことにした。
大谷選手へ「野球楽しんでます」
そして10月30日に再び学校を訪ねると、昼休みの時間を使って野球をしようと、児童が集まった。これは、児童たちが提案した意見を実現したもので、数あるスポーツから野球を選んだ1年生から6年生までの10人がキャッチボールを楽しんだ。 初めてグローブをつけたという児童は上手にキャッチできるとこの笑顔。大谷グローブを順番に使い、思い思いに楽しんだ。 児童に「野球はしたことある?」と聞いてみると「ない、初めて」と答え、「おもしろかった」と、初めてでも『大谷グローブ』でのキャッチボールを楽しめたようだ。 そして最後に、アメリカにいる大谷選手へと、「大谷選手、グローブありがとうございます。おかげで野球、楽しんでます。優勝目指してがんばって!」とメッセージを贈ってくれた。 (テレビ熊本)
テレビ熊本