ANIMAL☆KOJI逮捕にRIZINの榊原CEO「格闘技界挙げてそういうことがないようにしていかないといけない」
RIZINの榊原信行CEOが11月16日、格闘家のANIMAL☆KOJIが住居侵入容疑で逮捕された件についてコメントした。ANIMAL☆KOJIこと宿輪幸治容疑者は14日に住居侵入の疑いで逮捕されたことが報道された。 ANIMALは2015年に総合格闘家としてプロデビューを果たし、さまざまな団体に参戦。2020年の福岡大会からK-1グループに参戦し、RUI、愛鷹亮といったクルーザー級のトップ戦線で戦っていた選手から勝利を挙げるなど活躍するも昨年6月に契約を円満終了。10月にはRIZIN初参戦を果たし、約3年半ぶりにMMAの試合に臨むもイゴール・タナベに三角絞めで一本負けを喫した。 榊原氏は「プロとしてやっている選手がそういう犯罪に関わったりしていたとすると残念なことだし、格闘技界挙げてみんなでそういうことがないようにしていかないといけない。他人事ではない。1回だけとはいえRIZINに出ている。今後、他の選手たちにそういうことが起きないように、みんなでしっかりモラルというか意識を高めていくような形で選手たちと向き合っていきたい」と語った。 ANIMALについては「いろいろ売り込みは来たりはしているが、いずれにしても他団体なりで、キャリアを積んできて、またチャンスがあればという立ち位置の選手だった」という。 そして「逮捕されたからといって犯罪にどういう形で関わっていたのかは起訴されたわけではないのでどうなっているかは分からないが、少なくともネガティブなニュースを世間に発信してしまう=格闘技界全体への不信感とかネガティブなイメージにつながると思う。起きてしまったことについて僕らは何もできないので、今後、そういうことが他の選手で起きないように、選手や関係者に意識を持ってもらうことを口酸っぱく言っていくことになる」などとこういった問題が起こらないように注意喚起を行っていく姿勢を見せた。