無病息災を願う伝統行事 天草で「鬼火焼き」
熊本朝日放送
熊本県天草市で、無病息災を願う行事「鬼火焼き」がありました。 天草地方では「どんどや」のことを「鬼火焼き」と呼び、伝統行事として受け継がれています。 激しい炎で邪気を焼き払うとされ天草市佐伊津町の浜辺では、夜明け前に高さ7mほどの竹のやぐらに火が放たれました。 天草地方では、ほとんどの家庭で玄関や神棚のしめ縄を1年間飾り続けるため、鬼火焼きでは、去年飾られていたものを焼くのが習わしです。 この火で餅を焼いて食べると、健康に過ごせるという言い伝えがあり、集まった人たちが味わっていました。