連続テレビ小説『おむすび』第11週 第52話 ©NHK

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第52話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】佐野勇斗のプロポーズに胸を打たれた…貴重な未公開写真はこちら。NHK朝ドラ 『おむすび』劇中カット一覧

金曜日級の盛り上がり…プロポーズの返事は？

　専門学校に通い始め、2年生になった結（橋本環奈）たちの就職活動がスタートした。聖人（北村有起哉）は結に、くれぐれも面接で自分のことを「ウチ」と言わないようにと注意する。しかし、面接官の前で「ウチは…」と、いつもの癖が出てしまうどころか、集団面接中に空手の型でアピールした就活生に触発され、パラパラまで披露してしまう。 　佳純（平祐奈）や沙智（山本舞香）が内定をとる中、結だけが良い結果を得られないまま8月終盤に。 　その頃、翔也（佐野勇斗）は「ツーシーム」ならぬ「ヨン・シーム」と名付けられた魔球を会得し、注目を浴びるようになっていた。社会人野球大会ではエースの澤田（関口メンディー）と共にチームを引っ張り、翔也の所属する星河電器は準優勝。来年のドラフトに期待がかかっていた。 　準優勝をお祝いする打ち上げで、翔也は結に「結婚すっぺ」とプロポーズする。 　結の就活とプロポーズという人生のビックイベントを15分で描ききった第52話。Xでは、面接で空回りする結に、就活を経験してきた人生の先輩たちによるねぎらいの声が溢れていた。 「なんとかせねばと焦れば焦るほどとんでもない行動しちゃうんだよねぇ…。」「結、もうちょっと自己分析と面接の練習を深めようか！」「面接めちゃくちゃ緊張するよね」「面接が苦手だと難しいよね…」「就職でテンパッて失敗するワチャワチャもいかにも。」「結、よりによって最初の面接が管理栄養士と空手アピールに挟まれてしまった事ですっかり自分を見失ってしまったような」「空手の形からパラパラダンス見せられる面接官と資格もってる男性ww」。 　また、順調に成績を残す翔也の思いがけないプロポーズの言葉に興奮を隠せない視聴者も。 「就活苦戦からのプロポーズ」「結ちゃん、プロポーズされたでどうするん」「この雑なプロポーズをどうするのか結！」「結婚すっぺ？！？！！！！？！！！」「け、結婚だとーーー！！？（ムスビンパパ聖人ブチ切れる？）」「太極軒でお客さん達とノリノリでヨン・シーム投球フォームをする翔也に、糸島でマフラー巻かれたヨン様を思い出す。そういうノリの良さがあるよね翔也w」「翔也は一応社会人だけど、結はまだ学生で自分の進みたい道に挑戦中で結婚はまだまだ考えられないだろうな」。 　月曜日から急スピードで進行していく『おむすび』。まだ火曜日であるにも関わらず、金曜日級の盛り上がりに動揺を隠せない…。結は翔也のプロポーズになんと返答するのだろうか。明日の放送も見逃せない！ （文・野原まりこ）