元サッカー日本代表の長谷部誠氏

　◇欧州選手権1次リーグA組　ドイツ5―1スコットランド（2024年6月14日　ミュンヘン） 　今季限りで現役引退した元サッカー日本代表の長谷部誠氏（40）が14日、「ABEMA（アベマ）」で無料放送された24年欧州選手権ドイツ大会開幕戦「ドイツ―スコットランド」の解説者として生出演。ドイツ代表の注目選手を明かす場面があった。 　長谷部氏はドイツ代表の現状について「少しずつ良くなっているけど、安定という意味ではまだまだ」とコメント。今季プレーしたEフランクフルトのトップメラー監督がかつてドイツ代表ナーゲルス監督のアシスタントコーチを務めていたことに触れ「個人的に（ナーゲルスマン監督が）どんな戦術なのかいろいろ話を聞いたこともあって、興味深い」と話した。 　ドイツ代表の注目選手を聞かれると「やはりトニ・クロースはひとつ大きなキーポイントになるんじゃないかなと。代表に復帰して彼が入ったことでドイツ代表のサッカーが変わった。彼が現役最後の大会をどんな形で終えるのか楽しみにしてますね」と返答。 　クロースの復帰でドイツ代表がどう変わったのか?という質問には「いやもう、“戦術クロース”みたいになってますよね。彼が後ろからリズム作ってボールを引き出して、それにみんなが合わせるような。彼に気を遣っているわけではないですけど、彼をみんなが見ている」と持論を展開した。