会見を行った大谷（提供・Los Angeles Dodgers/UPI/アフロ）

　3月26日朝（日本時間）、ドジャース大谷翔平が会見を開き、水原一平元通訳の違法賭博問題について声明を発表した。 【そらこんな顔なるわ】インタビューで水原氏が見せていた“表情” 「僕自身も信頼していた方の過ちというのを悲しく、ショックですし、今はそういう風に感じています」と心境を語った大谷。声明のポイントは次のとおり。 ・大谷自身は違法賭博に一切関わっていない ・この問題を初めて知ったのは、韓国の第1戦後のチームミーティング ・大谷が借金を肩代わりすることに合意したことなど、水原氏が話したことは虚偽 ・水原氏が勝手に大谷の口座にアクセスし、ブックメーカーに送金していた ・水原氏を窃盗と詐欺の疑いで告発する 　この会見は日本のテレビ各局が生中継をおこなった。SNSでは 《色々な憶測が飛び交ってましたが、大谷さんの口から直接聞けて安心しました！》 《大谷選手がきっぱりと関与を自分の口で否定してくれて本当に良かった》 　と、安堵する声があふれている。ただ、なかには 《大谷翔平さんの通訳との関係は異常だね。普通ならば自分の口座から他人が送金することは有り得ない。大谷さんも金銭感覚が麻痺しているのか幾ら重要な通訳でも6億円も貸しても回収が出来ないと思えるが》 《大谷氏を悪くは言いたく無いが、ちょっと金銭管理などに甘過ぎなんでは、無いだろうか？多額の財産資産など、あるなら金銭感覚に、緩みが生じた結果が、このような事態を招いたんでは無いだろうか？》 《何十億あるいは何百億あるであろう大谷の口座にアクセスできるとか　それが真実だとしたら水原もそりゃ金銭感覚狂うわな　ちょっと大谷も大谷だよ　金銭管理がガバガバすぎるねえ》 　など、何億円ものお金がなくなっていることに気付かない大谷のお金の管理に対する厳しい意見も少なくない。 　大谷が自らの口から説明をおこなったとはいえ、会見での質疑応答はなく、謎は残ったままだ。 「最大の謎は、なぜ巨額の送金が可能だったのかです。 　大谷の説明では、水原氏が『僕の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた』『彼が僕の口座からお金を盗んで』いたということ。だとすれば、水原氏が大谷の口座のIDやパスワードを知っていて、これを悪用していたということになる。しかし、そのIDなどはもともと大谷が教えていたのか、水原氏が何らかの方法で見つけ出したのか。 　また、その口座が大谷個人のものなのか、資金管理用の法人のものなのかもわかりません」（週刊誌記者） 　いずれにせよ、資金管理の甘さがあったことは否めない。