【オリックス】来季巻き返しへ!岸田護監督が「レギュラーほぼ白紙」プラン「どのポジションも自分でつかみ取って」
オリックス・岸田護監督(43)が「レギュラーほぼ白紙」を示唆した。18日、高知での秋季キャンプを打ち上げ。初の全試合出場を期待する森、西川ら例外はありそうだが、全てのポジションを刺激した。 「競争ですよね。どのポジションも、自分でつかみ取っていくもの」。中嶋前監督からバトンを受けて1か月余り。新指揮官の考えも「戦力=全員」だ。実績やキャリアは原則的に不問。具体名には踏み込まず「チャンスはあるだろう、与えてもらえるだろう、そう思って入ってくる子はいないと思っていますから」と、来春のキャンプへ向けて発信した。 若手主体の今秋キャンプは「本当に一丸となってできた」と評価。今季苦しんだ宗、中川ら実績組も参加し、一塁の定位置を目指す昨季首位打者・頓宮の群を抜く練習量には「引っ張ってやってくれている姿も見た」とうなずいた。5位からの覇権奪回へ、シビアに力を見極める。(長田 亨)
報知新聞社