AGF、おやつ代替にスティック飲料を提案 宮古島産さとうきびなど素材を活かした味わいが特長の「からだ想いのおやつラテ」展開
味の素AGFは、スティック飲料で素材由来のやさしい甘さを前面に押し出した「ブレンディナチューム」シリーズを「ブレンディナチューム」からだ想いのおやつラテシリーズへと改め、おやつ需要の獲得にフォーカスする。 同社の調べによると、女性がスティック飲料を飲む時間帯は“おやつの時間”が圧倒的に多く、さらに半数以上が“おやつ代わりになること”を重視していることが浮き彫りになった。 加えて、在宅時間が増えたことによる間食機会の増加や、健康・美容意識の高まりにより“ヘルシーにおやつを楽しみたい”という需要が伸びていることも判明した。 これらの調査結果を受けて「ブレンディナチューム」からだ想いのおやつラテは、おやつのように満足感のあるおいしさと健康志向への対応を両立させた。 ラインアップは「ナッツ」「黒ごま」「紫いも」「かぼちゃ」の4種。 すべての商品が、1杯あたりのカロリーが58kcal以下、糖質6.5g以下、食物繊維2.7g以上、カフェイン0mgという健康を考えた設計になっている。宮古島産さとうきびを使用したきび糖のやさしい甘さと、それぞれの素材を活かした味わいが特長。 菓子のお供としての飲料ではなく、菓子の代替として訴求していく。 江村治彦コンシューマービジネス部長は「ヘルシーにおやつを楽しみたいというニーズに対し、カロリーや糖質を気にせず、満足感もあるラテで応えていく」と語る。 パッケージデザインも刷新。「からだ想いのおやつラテ」の文字を大きく載せるとともに、食物繊維や糖質などの含有量などもわかりやすく表示し、健康志向にも対応したデザインになっている。 ヘルシーなおやつ需要との親和性を考え、販売チャネルもEC通販とドラッグストアなどに絞った。江村部長は「いろんなところに一律で置いていただくのではなく、ヘルシーなおやつというコンセプトに合わせてタッチポイントを絞ってスタートしている」と話す。