帰化枠&同一クラブ2枠の影響で“5位選出”の可能性も…Bリーグ球宴ファン投票最終日
来月1月14日に開催される年に一度の祭典『B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2024 IN OKINAWA』のスターティング5を決めるファン投票が、12月6日23時59分をもって終了する。 今シーズンのオールスターは、昨シーズンの奇数順位チームの選手で「B.BLACK」、偶数順位チームの選手で「B.WHITE」を構成。11月1日からポジション別(PG/SG枠とSF/PF/C枠)のファン投票がスタートした。これまでに2度発表された中間結果では、“Wユウキ”ら上位に名を連ねた日本代表選手の得票数が注目ポイントの一つだったが、試合会場の沖縄アリーナをホームとする地元・琉球ゴールデンキングスの面々が上位に入った「B.BLACK」の動向も見逃せない。 11月29日に公表された得票数を振り返ってみると、「B.BLACK」のPG/SG枠は宇都宮ブレックスの比江島慎(38万744票)と、琉球の岸本隆一(23万8891票)が選出圏内に入り、川崎ブレイブサンダースの篠山竜青(14万5087票)が追いかける状況。同SF/PF/C枠では、サンロッカーズ渋谷のジョシュ・ホーキンソン(35万6614票)、川崎のニック・ファジーカス(25万2395票)、琉球の今村佳太(23万1885票)が選出圏内のトップ3に入り、琉球のジャック・クーリー(23万1885票)が約6000票差の4位につけている。 リーグが公開している「選手選出レギュレーション」によると、同一クラブからの選出を上限2名、帰化選手とアジア特別枠選手は合わせて1名以内としており、3名が選出圏内を視野にとらえている琉球勢、そして今シーズン限りでの現役引退を表明している“帰化選手枠”のファジーカスの選考にも影響が及ぶことになる。 11月29日に公表された中間結果に上記のレギュレーションを当てはめてみると、「B.BLACK」のPG/SG枠は順当に比江島と岸本の2人が選出されるが、SF/PF/C枠は1位のホーキンソン、3位の今村、5位の西田優大(シーホース三河)の3名が選出されることに。SF/PF/C枠2位のファジーカスは“帰化選手枠”でホーキンソンに及ばず、同4位のクーリーも“同一クラブの上限2名”で選外となる。 8日にはスターティング5に加えて、B.LEAGUE推薦の出場選手が発表され、その後も「On Fire投票 by バスケットLIVE」、「SNS投票」と4段構えのオールスター選手選考。まずは6日いっぱいで締め切られるファン投票の行方に注目だ。